FUNERIS NOCTURNUMの3rdアルバム「Code 666～」リリース後、ルーホ(Key)とトーメント(Vo)の脱退をきっかけに残ったメンバーたちがバンド名を改名、新たにボーカルを加えて今度はキーボードレスで再出発を図ったフィンランドのブラック～エクストリームメタルバンド、ATAKHAMAの1stアルバム。そのFUNERIS～のラスト作と比べるとブルータル度がアップしており、ギターリフに面影を残しながらも完全にシンセサウンドを排したこの力強さはDARK FUNERALあたりにも通じるものがある。緩急をつけて展開しながらギターソロなどもフィーチャーされていて退屈させず、ボーカルもがなり声とデス声系の2種類を使って変化を付けている。心機一転でスタートを切った本作、質の高い作品となっているのではないだろうか。