AVENGED SEVENFOLD / City Of Evil
ハードコアパンク系サウンドがルーツという、AVENGED SEVENFOLDの3rdアルバム。そのルーツからは想像し難いメロディアスなヘヴィメタルが展開されている本作は、ボーカルラインにしてもギターフレーズにしても、キャッチーで気持ち良いメロディが多く詰められたアルバムである。パワーメタル系フレーズで疾走感を煽る楽曲も結構多く、広くヘヴィメタル~パワーメタルリスナーに好まれそうな作風となっている。ドラム(スネア)の音作りが若干軽めであることと時折ハードロック的な雰囲気なども顔を覗かせることなどから、メタルといっても重厚感よりは爽快感の方が強い。中毒性のあるなかなか面白い作品だ。大変気に入った!