BLOODBATH / Nightmares Made Flesh
豪華な面子が集うサイドプロジェクト的デスメタルバンド、BLOODBATHの2ndアルバム。ボーカルがOPETHのミカエル・オーカーフェルド(Vo/G)からHYPOCRISYのピーター・テクレン(Vo/G)にチェンジ、また新たにWITCHERYのマーティン・アックス(Ds)をドラマーに迎え、前作でドラムを叩いていたダン・スウォノはギター＆ベースへコンバート。典型的なスウェディッシュデスだった前作に比べると地域特定的な色合いは薄れており、デスメタルの様々な要素を貪欲に消化したリフには凝りと拘りが見られる。メロディアスなギターソロは一瞬CARCASSを思わせるような流麗さで時にハーモニーを奏で、ただでさえ出来の良い作品のクオリティをさらにワンランクアップさせている。