スウェーデンのデスメタルプロジェクトバンド、BLOODBATHの1stフルアルバム。もともとは2000年リリースのEP「Breeding Death」のみで終わる予定だったが、結局バンドとして継続することになり、晴れてフルアルバムとしてリリースされたのが本作である。OPETHのミカエル・オーカーフェルド(Vo/G)がボーカル、KATATONIAのアンダース・ニストロム(G)がギター、ヨナス・レンクス(Vo)がベース、EDGE OF SANITYのダン・スウォノ(Vo/G)がドラムスを担当しており、その音作りや２ビートでの疾走パターンなどオールドスクールなスウェディッシュデスメタルの王道を行くサウンドが特長となっている。最も近いところでいえばDISMEMBERや初期ENTOMBEDあたりだろうか。懐古的お遊びの域を超えたハイクオリティを誇っている。