CANNIBAL CORPSE / The Bleeding
アメリカでは毎回発禁となるCDジャケット、そして歌詞の内容、当然そのサウンドまで全てが超過激で有名なデスメタル界の重鎮、CANNIBAL COPSEの4thアルバム。彼らは、全てにおいてデスメタルのイメージ作りをとても重要視しており、今作でも優れた演奏技術をもってこれを完全に貫いている。クリス・バーンズの書く歌詞と人間離れした超重低音ヴォイスには圧倒されるだろう。ただ、そのボーカルがバンドサウンドの中に若干埋もれ気味なのが残念ではあるが…。それにしても、非常に完成度の高い王道デスメタルアルバムとして是非聴いておきたい1枚だ。ちなみに今作のジャケットは「ある一部分」のアップであるため、パッと見はそれほど過激ではないが中を開けると…