DEATH ANGEL / Act III
メンバー全員が従兄弟同士という、ベイエリアスラッシャーの3rdアルバム。また、全員が10代~20代前半という若さにもかかわらず、そのサウンドは大御所バンドに勝るとも劣らない完成度を誇っている。アグレッシヴに刻まれる印象的なリフや個性的なボーカルは、一度聴けば必ず耳に残る。アコースティックギターを使ったバラードなどもあり、アルバムを通して聴いても全く退屈しない。凝ったリズムでのブレイクなども見られ、いい意味での若さと知性が融合している楽曲が多い。5曲目「Discontinued」は、チョッパーベースやツインギターを効果的に使った興味深い名曲。120%の力作!