DEICIDE / Serpents Of The Lights
アンチクライストがテーマのデスメタルバンド、DEICIDEの4thアルバム。16分音符が妖しげな動きをするギターリフを多用しているが、ブラストビートや2ビート、8ビートなど、バックでビートが変わることによって様々な表情を見せる。グレン・ベントン(Vo/B)のボーカルはもちろんデス声だがリズミカルなため、意外と取っ付きやすいかもしれない。とはいえ、例えば6曲目「Slave To The Cross」のサビなどは邪悪度満点だし、雰囲気として狙いは外していない。アルバム全体がコンパクトにまとめられているので一気に最後まで聴けるだろう。