EXTOL / Blueprint
4thアルバム。切れ味鋭いリフプレイが目立つ前作「Synergy」をはじめ過去3作と比べると、今回そこまでエッジを効かせておらず、コードストローク系を中心としたプレイが多い。ただ、リズムのタイトっぷりはしっかりキープしており、プログレッシヴな作風も相変わらずなので、テクニカルという印象はさほど感じなくなったものの少し趣の異なるEXTOLの進化作と捉えることはできる。より有機的なサウンドにシフトした作品というか、北欧の地のサウンドスケープとしても聴くことができそうなこの雰囲気は、どこかOPETHに通じるものがある。