6thアルバム。前作「King For A Day, Fool For A Lifetime」でみせたハードコアテイストは部分的に踏襲しながらも、4th「Angel Dust」の風合いが復活しており、ある意味ラスト作として相応しい総括的な内容と言えるだろう。所々で聴けるマイク・パットン(Vo)の渋くてダンディーな歌声はますます磨きがかかっており、本当に表現力豊かなボーカリストであることを実感する。タイトなリズムが冴えるテンションの高い曲からしっとりと洒落た大人の雰囲気を醸し出す曲まで、非常にダイナミックな作品に仕上がっている。アルバムタイトルは彼らのユーモアから来たものだろうが、決して大袈裟ではないかもしれない。

＜Track 2＞Stripsearch

＜Track 7＞Ashes To Ashes