4thアルバム。前作「The Real Thing」でマイク・パットン(Vo)の加入により一気に存在感を増した彼らだが、本作ではその歌唱力をさらに発揮した楽曲が目立つ。結果としてミクスチャーな雰囲気は稀薄となったが、表現の幅が広がったことで楽曲自体のクオリティーは確実にアップしている。トータルの印象としては比較的ゆったり感が漂いつつもリズム隊の力強さが相変わらずなので、ボーカルの強烈な個性と併せてFAITH NO MOREらしさをキープする要素になっているだろう。意外と人気が低いような気がするが、、じっくり聴いてみよう。

＜Track 3＞Midlife Crisis

＜Track 6＞Everything’s Ruined

＜Track 10＞A Small Victory