7th「Still Stuck In Your Throat」以来、5年ぶりの新曲で構成された7曲入りEP。レゲエ調で始まる1曲目「Crazy Glue」、オルタナロックな「Flutterbutter」、タイトなリズムを刻むリフが印象的なヘヴィーチューン「Deep Shit Backstroke」などなど、FISHBONEらしいバラエティ豊かなナンバーが収められている。5曲目「Akkafoo」や6曲目「Gittin’ In That Ass」はかなりメタルチックな作風だが、これは2003年からバンドに加わっているex-SUICIDAL TENDENCIESのロッキー・ジョージ(G)のカラーだろうか。しかし、ここまでやってもちゃんとFISHBONEに聴こえるから凄い。EPとはいえ、フルアルバムを聴いたくらいの満足感が得られる1枚である。