HEATHEN / Victims Of Deception
ベイエリアスラッシュ全盛期~後半期に登場した中堅どころ、HEATHENの2ndアルバム。短命に終わったバンドだが、このアルバムは素晴らしい。ちなみに2003年、彼らは再結成を果たしている。音密度が高く、低音が効いたベイエリアスラッシュサウンド全開で、ハイトーンボーカルがこれに絡む。リー・アルタスとダグ・ピアシーという2人のテクニカルなギタリストは、メロディアスなソロでもその腕を発揮している。全体的にはMETALLICAの「…And Justice For All」っぽい音質だが、ボーカルが入れば雰囲気は全く異なる。RAINBOWの名曲「Kill The King」のカバーもありの、要チェック盤だ。