IMPELLITTERI / Grin And Bear It

IMPELLITTERI / Grin And Bear It
IMPELLITTERI  /  インペリテリ
Grin And Bear It
アメリカ  /  1992年
ジャンル : Heavy Metal
評価 : 

当時、早弾きギタリストを多く輩出していたShrapnel Recordsに見出されたクリス・インペリテリ(G)のバンドの2ndアルバム。ネオクラシカルな光速プレイを得意とする彼は、そうしたブームの下降に伴って“それしか出来ないヤツ”とのレッテルを貼られてしまう。それに憤慨し、敢えてファンキーなノリのハードロック作品を制作したという経緯が本作の音楽性を方向付けている。ところがこれが意外とカッコ良い。もちろん彼らしい早弾きソロも曲調にマッチするようにしっかり組み込んでおり、転んでもただでは起きない芯の強さを感じる。ファンキーなハードロックという意味ではEXTREMEの「Three Sides 」に近い感覚もアリ。尚、デビューEP「Impellitteri」でボーカルを務めたロブ・ロック(Vo)が復帰している。ちなみに、一般的にはこれはこれで不評だったようで、、非常に良質なハードロックに仕上がっていると思うのだが皆さんはどうだろうか?

 

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