SUICIDAL TENDENCIESの別働隊であるファンキーミクスチャーバンド、INFECTIOUS GROOVESの5年ぶりとなる3rdアルバム。比較的ヘヴィな作風だった前作よりもファンク色をより強めたミクスチャーサウンドとなっている。軽快なカッティングギターやワウワウギターと屈強なベースラインに思わず体が反応すること必至！ブルックス・ワッカーマン(Ds)のドラムプレイも非常に巧く、完全にツボを押さえている。もちろんマイク・ミューア(Vo)の個性的なボーカルがバンドカラーの重要な構成要素となっていることは言うまでもない。屈指のファンクバンドであるPARLIAMENTにも通じるファンクネスを込めつつ図太いリズムで紡ぐこのグルーヴは、バンド名のとおり人々の間を伝染してゆくに違いない。