MEKONG DELTA / Dances Of Death
ラルフ・ヒューベルト(B)率いるドイツのメタルバンド、MEKONG DELTAの4thアルバム。クラシック音楽の要素とスラッシュメタルを融合させた、複雑で繊細だが力強くてアグレッシヴなメタルサウンドが満載。彼らの目指す“クラシック音楽とメタルの融合”は、イングウェイのように一聴して分かるメロディを使ったり、オーケストラを導入するなどといった単純なものではない。それは楽曲の構成であったり展開であったり、クラシック音楽が持っているような雰囲気であったりする。それをバンドサウンドだけで体現するのである。ラストに収められているのはムソルグスキーの「はげ山の一夜」。ギターとベースとドラムだけなのにほぼ完コピだ!