METAL CHURCH / Blessing In Disguise
シアトル出身、METAL CHURCHの3rdアルバム。前作のリリース後、中心人物であったカート・ヴァンダーフーフ(G)が脱退、続いてバンドの顔でもあったデヴィッド・ウェイン(Vo)まで脱退してしまったが、新たにジョン・マーシャル(G)とマイク・ハウ(Vo)を迎えて見事に体勢を立て直した彼ら。その“新”METAL CHURCHの門出となる本作は、前2作のダーティ感ある攻撃性を前面に出していた作風と異なり、均整の取れたメタルサウンドで皮肉にも前作を上回る完成度を誇る秀作となった。マイクの優れた歌唱力も作品のレベルを押し上げた要因の1つだろうが、何よりも楽曲そのものが良い!本作を彼らの最高傑作としてもよいのではないだろうか。