その名の通りボストン出身の8人組スカコアミクスチャーバンド、MIGHTY MIGHTY BOSSTONESの2ndアルバム。ロック・スカ・メタル・コア・ポップス・ファンクなどなど、様々なジャンルの音楽をミックスしてヘヴィなサウンドと軽快なリズムでスカコアの基礎を築いた。本作で聴ける初期ボストンズの特徴は、コアでメタリックな部分とスカの部分が楽曲の中で明確に分かれており、ヘヴィなリフで攻めていたかと思うといきなりガラッと変わって完全スカ状態になったりする。そのギャップが楽しくもあり、またカッコ良さのポイントともなっている。ディッキー・バレット(Vo)は常にダミ声で歌うのだが、これが意外と全体的な統一感を出している。もちろんスカの肝であるサックスやトランペットなどのホーン隊も最高！個人的には、彼らの作品の中でもっとも愛聴している名盤。

＜Track 2＞Where’d You Go

＜Track 8＞Guns And The Young