MINISTRY / The Last Sucker
インダストリアルメタル界のSLAYER的存在とでも言うべきMINISTRYの11thアルバム。ジョージ・ブッシュ政権を真っ向から痛烈に批判する内容の3部作として前々作「Houses Of The Mole」前作「Rio Grande Blood」に続く締め括りとなる本作は、引き続きPRONGのトミー・ヴィクター(G)やKILLING JOKE~PRONGのポール・レイヴン(B)が全面的に参加しているほか、SLIPKNOTのジョーイ・ジョーディソン(Ds)やFEAR FACTORYのバートン・C・ベル(Vo)などがクレジットに名を連ねている。内容にはケチをつける必要も無かろう。多くのファンがイメージする、そして期待しているであろうゴリゴリのMINISTRY像が頭から尻尾の先までギッシリと詰まっている。素晴らしい!