MOTORHEAD / Bastards
ジャンルを超越したカッコ良さを持つMOTORHEADの11thアルバム。数多い彼らのアルバムの中でも、本作はトップクラスのヘヴィネスを兼ね備えた爆走ロックンロールが満載である。また本作が4人編成(ツインギター体制)時代の作品であるということも、結果的にサウンド面でのヘヴィネス向上に貢献しているのだろう。全編に渡って存在感あるベースラインとメタリックなギターサウンドが力強いリズムに乗ってドライヴし、そこにいつものレミーのボーカルが入ってくるともう完璧!90年代MOTORHEADのアルバムの中では間違いなくダントツの秀作であり、個人的には彼らの全作品の中でも3本の指に入れたい勢いの名盤だ。聴け!