NAPALM DEATH / Harmony Corruption
イギリス産グラインドコア~デスメタルバンドの重鎮としてあまりにも有名な彼らの3rdアルバム。本作はグラインドコアから一気にデスメタル寄りにサウンドを変貌させ、当時は問題作として扱われたが、歴史的にみれば名盤である。今回からの新メンバーとして、元BENEDICTIONのマーク“バーニー”グリーンウェイ(Vo)や元TERRORIZERのジェシ・ピンタード(G)が加わったが、これがサウンドの変化に影響を与えていることは明白である。 ミック・ハリス(Dr)のブラストビートや若干こもり気味なサウンドのヘヴィなギターリフによって構築されたこれらの楽曲群は、現在の彼らの音楽性におけるスタート地点ともいうべき内容。個人的愛聴盤!