NUCLEAR ASSAULT / Handle With Care
3rdアルバム。前2作では、良い意味で荒削りなサウンドによるアグレッションの放出が快感だったが、そうした良さは保ちつつもさらにクリアなサウンドで迫力を増したのが本作である。とにかく曲が良い。1曲目、その名も「New Song」から怒涛のマシンガンリフでいきなりぶっ放してくれるが、ジョン・コネリー(Vo/G)のボーカルも含めてしっかりフックのある曲になっている。4曲目「Surgery」はイントロでS.O.D.を思わせるハードコアスラッシュサウンドが気持ち良い(というかどっちもダン・リルカ(B)のプレイなので自然なことだが)。本作を彼らの最高作としてもよいだろう。