NUCLEAR ASSAULT / Something Wicked

NUCLEAR ASSAULT / Something Wicked
NUCLEAR ASSAULT  /  ニュークリア・アソルト
Something Wicked
アメリカ  /  1993年
ジャンル : Heavy MetalThrash Metal
評価 : 

5thアルバム。バンド創設者であるダン・リルカ(B)がBRUTAL TRUTHに専念したいという理由で脱退、続いてアンソニー・ブラマンテ(G)もバンドを離れた。後任としてそれぞれスコット・メタクサス(B)とデイヴ・ディピエトロ(G)が加入している。前作「Out Of Order」はバンドの新たな方向性を示しながらNUCLEAR ASSAULTらしさも残した意欲作だったが、今回はジョン・コネリー(Vo/G)の歌い方も結構変化しており、ここ2作でずいぶん変わったなという感じがする。ただ、メンバーチェンジはこの音楽性の変化に影響していないとのこと。ヘヴィメタリックな楽曲が多い中で、7曲目「To Serve Man」や9曲目「Poetic Justice」はスラッシーな疾走感が心地良い、馴染みのある感触のナンバー。結局、NUCLEAR ASSAULTは本作を最後に解散、GACKというバンド名で再出発を図るがアルバム1枚のみのリリースで消滅。その後、2002年にNUCLEAR ASSAULTとしてオリジナルメンバーで再結成することになる。

 

(開発中)