SEPULTURA / Dante XXI

SEPULTURA / Dante XXI
SEPULTURA  /  セパルトゥラ
Dante XXI
ブラジル  /  2006年
ジャンル : Thrash Metal
評価 : 
公式WEBサイト  

SEPULTURAの10thアルバム。デリック・グリーン(Vo)加入後の彼らは、「Nation」はまだしも「Against」にしろ「Roorback」にしろ今一つ煮え切らない作品だったのだが…これはヤラれた!イントロ明けの2曲目からいきなりアグレッシヴなSEPULTURA流スラッシュチューンで度肝を抜かれ、その後も緩急をつけながら強力なナンバーが続く。最大のポイントは、ギターリフにかつての輝きが戻ってメリハリが利いていること。これがここ数作との大きな違いだ。その結果、どの楽曲もスピードに関係なくインパクトを放っているのである。バンドとして何か吹っ切れた感がある本作は、現時点でデリック加入後の最高作と断言したい。尚、日本盤にはJUDAS PRIESTのカヴァー「Screaming For Vengeance」を収録(!)

 

(開発中)