SIX FEET UNDER / Bringer Of Blood
元CANNIBAL CORPSEのクリス・バーンズ(Vo)率いるSIX FEET UNDERの5thアルバム。今作も王道のデスメタルサウンドであることには違いないが、そんな中にもモダンヘヴィネス系に見られるグルーヴ感を含んだ曲もあり、クリス・バーンズがデスヴォイスでリズミカルに咆える様は非常に気持ち良い。決して激烈に速い曲があるわけではないが、さすが!と言いたくなるツボを押えたリフやノリは以前と変わらずで嬉しくなる。この頃のグルーヴィーなデスメタルスタイルは、SIX FEET UNDERの大きな音楽的特徴の一つだった。尚、今作はボーナスDVD付きの2枚組であり、このDVDではアルバムメイキングシーンやインタビュー等の貴重な映像が堪能できる。