80年代初頭、ロサンゼルスにて結成されたスラッシュメタル界の帝王SLAYERの3rdアルバム。METALLICA・MEGADETH・ANTHRAXとともにビッグ４としてスラッシュメタルを築き上げたが、その中でも最も攻撃力が高かったのがこのSLAYERだ。重・速・激の3拍子が完全に揃っており、トム・アラヤのボーカルもまくし立てるようなスタイルで、サウンドが一丸となって押し寄せてくる。ほぼ全曲が2ビートのファストナンバーで固められており、スラッシュメタル＝このアルバムと言ってもよい内容だ。このアルバムには「Angel Of Death」「Raining Blood」といった彼らの代表曲も含まれており、スラッシュメタル界のバイブルとして今後も決して色褪せることはないだろう。