トム・エンジェルリッパー(Vo/B)率いるトリオのジャーマンスラッシュメタルバンド、SODOMの5thアルバム。今作は、ジャーマンスラッシュの名盤といわれる彼らの3rd「Agent Orange」を凌ぐ圧倒的なパワーが込められている。速さ・重さ共に申し分ないレベルで、新加入アンディ・ブリングス(G)の怒涛のギタープレイとクリス・ウィッチハンター(Ds)の暴れまくるドラムプレイをバックに、トムの迫力あるボーカルが聴く者をねじ伏せる。ちなみにトムのボーカルスタイルは、ダミ声でメロディがあまりない感じだが、これがまた非常に楽曲にマッチしていて良い！スラッシュメタルバンドとしてSODOMを聴く時、このアルバムは決して外せない1枚である。とにかく、アグレッシヴなスラッシュサウンドが満載！