SOILENT GREEN / Confrontation

SOILENT GREEN / Confrontation
SOILENT GREEN  /  ソイレント・グリーン
Confrontation
アメリカ  /  2005年
ジャンル : Grindcore
評価 : 

アメリカ南部はミシシッピ川のほとりニューオリンズ出身のグラインドコアバンド、SOILENT GREENの4thアルバム。HATE ETERNALのエリック・ルータンによるプロデュースで完成した4年ぶりの新作となる本作は、前作「A Deleted Symphony for the Beaten Down」にあった異種ジャンル要素が減少して比較的ストレートなグラインドコアを中心としている。だが、土地柄由来の彼らの特徴であるミドル~スローテンポ時の図太く強靭なグルーヴは健在で、これがたまらなく気持ち良い。もちろん、ブラストビートで突っ走る部分も力強くて爽快である。前作と本作とは、根本的な部分は同じでも若干カラーが異なる気もするので、敢えてそれぞれに対する優劣は付けない。とにかくコアで芯の太い1枚だ。

 

(開発中)