6thアルバム。まずは1曲目「Invocation」で驚かされる。え、何？このジャジーな音楽…。思いっきりお洒落な雰囲気のイントロナンバーなのだが、2曲目「Don’t Give A Fuck!」に入るといきなり整合感抜群のメタルサウンドで突進していく。その非常に硬質なテリー・デイト風のサウンドプロダクションも（プロデューサーはテリー・デイトではない）意外とハマっている。で、その後はもうお馴染みのスイサイダル節が続いていく。歌詞のいたるところに“FUCK!!”や“SHIT!!”という言葉が連発されているあたりも含めて、これはスイサイダル史上最もヘヴィなアルバムだろう。重量級のサウンドでフットワークの軽いプレイというのは気持ち良いものだ（笑）

＜Track 12＞Love vs. Loneliness