THOUGHT INDUSTRY / Outer Space Is Just A Martini Away

THOUGHT INDUSTRY / Outer Space Is Just A Martini Away
THOUGHT INDUSTRY  /  ソート・インダストリー
Outer Space Is Just A Martini Away
アメリカ  /  1996年
ジャンル : Progressive MetalMetal(unique)
評価 : 

ドラマーがダスティン・ドナルドソンからジャレッド・ブライアントにチェンジして制作された3rdアルバム。1st、2ndアルバムで見せたある種のカオティックでアグレッシヴなサウンドは影を潜め、比較的分かりやすい展開とキャッチーな歌メロの楽曲が多い。ただ、そうはいってもTHOUGHT INDUSTRYである。ブレント・オバーリン(Vo)の歌声から放たれる独特な空気感は前2作同様に感じられるし、表現豊かなギタープレイにもプログレッシヴなアプローチが見られる。1st、2ndと順に聴いてきた感想を誤解を恐れずに言えば、本作はVOIVODが7th「The Outer Limits」を出してきたときの感覚に近いかもしれない。ユニークだがやり過ぎていない(?)作品を探している方は是非。尚、本作は日本国内デビュー盤であり、追って前2作も国内盤がリリースされた。

 

(開発中)