日米ハーフのマシュー・キイチ・ヒーフィー(Vo/G)率いるTRIVIUMの4thアルバム。過去3作、アルバムを作るたびに劇的な成長を見せているため、次はどうなるのか（なってしまうのか）というドキドキを感じつつ手にした本作。傑作3rd「Crusade」を擦り切れるほど聴いた人たちの「more! more!」という願いが届いたかのような作品である。TRIVIUMとして一つのスタイルを極めたことを表しているのかも知れない。オープニングナンバー「Kirisute Gomen（斬り捨て御免）」と2曲目「Torn Between Scylla And Charybdis」だけでもう本作が間違いないことを確信できる。もちろんその後も佳曲揃いだ。○○メタルといった細かいジャンルを超越した作品であり、濁声が受け付けられないというのでなければメタル好きは聴くべき一枚。（濁声を使わないパートもあるよーん）