VICIOUS RUMORS / Vicious Rumors

VICIOUS RUMORS / Vicious Rumors
VICIOUS RUMORS  /  ヴィシャス・ルーモアズ
Vicious Rumors
アメリカ  /  1990年
ジャンル : Heavy MetalPower Metal
評価 : 
公式WEBサイト  

3rdアルバム。Shrapnel Recordsがヴィニー・ムーア(G)をデビューさせるために使われたバンドとして異色な形で世に出た彼らは、前作「Digital Dictator」でカール・アルバート(Vo)とマーク・マクギー(G)という優れたメンバーに恵まれた。そしてレーベルもShrapnelからAtlanticに移り、ある意味本当のスタートを切ったとも言える本作は、ストレートでパワフル、伸びやかでありながら躍動感を感じる素晴らしいヘヴィメタル作品に仕上がっている。聴きどころはやはりレンジの広いカール・アルバートの力強い歌声だろう。男くさいコーラスも気持ち良い。またギターとベースの音分離具合も良くそれぞれ明瞭に聴こえる。7曲目「Hellraiser」はライヴでも定番の名曲だが、それに負けず劣らず全ての曲が印象的である。回顧的にみれば、のちに傑作「Welcome To The Ball」が生み出されることを容易に感じさせる作品だ。

<Track 1>Don’t Wait For Me
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(開発中)