VIO-LENCE / Eternal Nightmare
EXODUSやFORBIDDENらとともに名を馳せたベイエリアスラッシャー、VIO-LENCEの1stアルバム。のちにMACHINE HEADを結成してメタルの新しい形を切り拓くことになるロブ・フリン(G)も、この頃はフィル・デンメル(G)とともにザクザクとベイエリアクランチを炸裂させており、ブリブリと唸るベースやパワフルなドラミングと相まって質の高いスラッシュメタルを体現している。ショーン・キリアン(Vo)のボーカルもなかなか味があって、VIO-LENCE節たるものを感じさせてくれるベイエリアスラッシュの名作だ。尚、本作の再発盤は、2001年12月14日に地元で行なわれたライヴ音源12曲を収めたボーナスディスクとの2枚組になっていて、これがまた結構良い。既に持っている人はライヴアルバムとして入手してもよいのでは?