VIO-LENCE / Oppressing The Masses
いまやMACHINE HEADのロブ・フリンがかつて在籍していたバンド、と言った方が分かり易いのかもしれないVIO-LENCEの2ndアルバム。どの部分をとっても100%ベイエリアスラッシュメタルな内容で、当時EXODUSやFORBIDDENといったバンドたちと共に一時代を築いた、彼らが最もノッていた頃の作品でもある。クランチの効いたギターリフで組み立てられた楽曲は、たたみかけるように疾走しつつも要所でブレイクが入ったりしてしっかりとツボを押さえている。また、これを支えるドラムプレイにおいても聴き逃せないカッコ良さがある。聴いておきたい1枚だ。