ZEBRAHEAD / Broadcast To The World
一発で耳に残るメロディを歌っていたバンドの顔ともいえるジャスティンが脱退し、新たにマッティを迎えて制作されたZEBRAHEADの4thアルバム。そんなメンバーチェンジがあったにも拘らず、ここには以前となんら変わることのない100%ZEBRAHEADサウンドが展開されていることに驚きつつも安心した。まあ、アリ(Vo)のラップ調ハイテンションボーカルは相変わらずノリノリだし、曲作りに関してもメンバーチェンジの影響は全く感じられない。今回は特にツインギターとベースのフレーズの使い分けが上手くできており、前作でみられたパンキッシュなイメージとはまた違ったミクスチャーな楽しさに満ちている痛快な1枚。