CANNIBAL CORPSE / Bloodthirst
7thアルバム。いまいちピンと来なかった前作「Gallery Of Suicide」に対するフラストレーションを払拭してくれる素晴らしい出来映えである。アグレッションが際立つ音圧とエッジの効かせ具合が絶妙で、各音量のバランスも良い。楽曲的には名作3rd「Tomb Of The Mutilated」辺りを想起させるものも多く、CANNIBAL CORPSEここにありと高らかに宣言するかのようだ。ジョージ・フィッシャー(Vo)も完全にバンドの顔として定着した感があり、このバンドでのボーカルスタイルを確立しつつある。オススメ!