DEATH ANGEL / The Dream Calls For Blood

DEATH ANGEL / The Dream Calls For Blood
DEATH ANGEL  /  デス・エンジェル
The Dream Calls For Blood
アメリカ  /  2013年
ジャンル : Thrash Metal
評価 : 
公式WEBサイト  

作品のコンセプトを前作から引き継ぐという、彼らとしては初の試みによって完成した7thアルバム。再びジャケットイラストに登場している狼たちはその現れだ。今回はツアーの最中に曲を書き貯めたとのことで、テンション高めのアグレッシヴなナンバーが多くを占めており、オープニング「Left For Dead」の始まり方などは一瞬EXODUSを思わせる。もちろん突っ走るだけではなくて、しっかり構成を考えたリズムコントロールをしており、細かなフレーズまでよく練られた復活後の最高傑作と言ってもよい。フックのあるフレーズが多いので、アルバムのインパクトは前作、前々作よりも大きいのではないだろうか。ウィル・キャロル(Ds)の重量感あるバスドラやタムと吸い付くようなスネアのヒット音がとても気持ち良い。ベイエリアスラッシャー魂を感じる1枚。尚、DVD付きではアルバムのメイキング映像を堪能できる。

 

(開発中)