DEEDS OF FLESH / Mark Of The Legion
カリフォルニアのトリオ編成ブルータルデスメタルバンド、DEEDS OF FLESHの4thアルバム。そのアメリカでは「東のCANNIBAL CORPSE、西のDEEDS OF FLESH」といわれるほどの実力者である。ちなみに前作は4人編成だったが、今作はまたトリオ編成となっている。全体的にブラストビートを主体としながら、ミドルテンポの部分でもツーバスだけは高速で踏み続けるという無尽蔵の体力を誇るマイク・ハミルトン(Ds)が繰り出すリズムには圧倒されるが、これがまた意外と凝っている。ブルータルでファストでテクニカルに刻まれるギターリフとグロウルするボーカルが有無を言わせぬ勢いで突き進み、それはまるで地獄から攻め上げてくる軍隊のようでもある。超強力なデスメタルアルバム。