DREAM THEATER / Awake
3rdアルバム。音楽理論を修得したテクニシャン集団は、つい理論やテクニックが先走りがちだったりするが、このバンドにおいては心配無用。前作「Images And Words」よりもギターサウンドがヘヴィになっており、それに合わせてジェイムズ・ラブリエ(Vo)の歌唱にも若干の荒々しさがプラスされている部分がある。もちろん、雑という意味ではない。結果として前作よりも太く力強い印象を受ける作品となった。今回は5〜6分台の曲が多いが、10分前後の長尺ナンバーも2曲あり。そのうちの1曲「Voices」は名曲!