ハイセンスな職人の集合体であるプログレッシヴメタルバンド、DREAM THEATERの8thアルバム。今までになくアグレッシヴなメタルアルバムとなった前作「Train Of Thought」に続く本作は、非常に彼ららしいと思わせてくれるような素晴らしい内容に仕上がっている。全8曲、約7～8分の楽曲が中心になっているが、比較的ランニングタイムの短めなキャッチーな曲も交えており、これが意外と本作のカラーの重要な部分を握っていたりもする。また、さらに幅を広げたジェイムズ・ラブリエ(Vo)の表現力は特筆すべき成長ぶりをみせており、これも本作のレベルを上げている大きなファクターとなっている。ラストのタイトルナンバーは24分もの大作で、これがまた秀逸！またもや名盤の誕生である。