JAMES LABRIE / Elements Of Persuasion
DREAM THEATERのジェームズ・ラブリエ(Vo)による個人名義としては初のアルバム。完全な歌モノだろうと勝手に予想していたのだが、1曲目から疾走メタルナンバーが…カウンターパンチを食らった感じだが、これがまたカッコ良い!DREAM THEATERでもなかなか聴けないようなアグレッションとヘヴィネスが込められている。全体を通してギターサウンドはヘヴィな部分が多く、加えてその時々で表情を変えるマット・ギロリー(Key)のシンセ音がスパイスとしてしっかりと効いている。バラード系の曲もちゃんと収められており、トータルバランスもOK。イタリア人ギタリストであるマルコ・スフォリの仕事っぷりにも注目!DREAM THEATERっぽさも十分感じられる素晴らしいヘヴィメタルアルバムである。