JUDAS PRIEST / Painkiller
JUDAS PRIESTのスタジオ第12作目。とにかくこのアルバムはヘヴィメタル界に凄まじい衝撃を与えた。90年代ヘヴィメタルの代名詞とも言えるその内容は、今では当たり前のようになったモダンな音作りを先駆けて実践し、「これがヘヴィメタルだ!」と言わんばかりに重金属サウンドを構築している。グレン・ティプトンとK.K.ダウニングのツインリードも冴え渡り、スコット・トラヴィスのドラムはJUDAS PRIEST史上最も激しいものとなっている。名曲「Painkiller」で幕を開けるこのアルバムは、ヘヴィメタルって何?という問いに即答してくれる歴史的名盤として永遠に語り継がれるだろう。