ヴァージニア出身、新たなメタル時代の幕開けを象徴するかのようなLAMB OF GODの2ndアルバム。（前身のBURN THE PRIEST時代を含めると3作目。）よくハードコアの枠で語られることもあるようだが、SLAYER、ANTHRAX、CANNIBAL CORPSEなどとツアーを行なっていることからも察しがつくように、彼らは根っからのメタラーなのである。たしかにボーカルスタイルあたりはニュースクール系ハードコアを彷彿させるし、バンドサウンドにも自然な流れでコアな要素を取り込んではいるが、その根幹となっているのは（どちらかといえばスウェディッシュ系の）スラッシュメタルだろう。ギターリフはどれをとっても非常に練られていて、何がカッコいいのかを知り尽くしているかのようだ。ありそうだが他にはない、必ずチェックしておきたいアルバム。

＜Track 1＞Ruin

＜Track 2＞As The Palaces Burn

＜Track 4＞11th Hour