KORNファミリーの一員として登場し、もはや大御所の仲間入りをしている彼らの2ndアルバム。非常にアグレッシヴなニューメタルサウンドだった1stアルバムから一転、今作ではヒップホップ色がかなり強い作風でグルーヴ感抜群の作品に仕上がっている。ニューメタルサウンドの攻撃性、ヒップホップのグルーヴ、歌えるメロディ、これら全てが楽しめる贅沢な内容である。フレッド・ダースト(Vo)は絶妙なラップを披露、このアルバムで完全に“自分の声”を確立した。リリース当時は賛否両論の嵐だったが、間違いなくLIMP BIZKITの名を世界に轟かせた名盤と言い切ってもよいだろう。

＜Track 3＞Nookie

＜Track 4＞Break Stuff

＜Track 5＞Re-Arranged