LIVING COLOUR / Collideoscope
めでたく復活を遂げた黒人4人組、LIVING COLOURの4thアルバム。このアルバム(バンド)をジャンルで語ることは無意味だが、あえていうならばロックを中心にファンク・メタル・レゲエなど様々な音楽要素を取り込んで、LIVING COLOURというジャンルにして吐き出す、本当の意味でのミクスチャーだ。コリー・グローヴァーの魂のこもったボーカルはもちろん、彼らの弾き出す音は昔から確固たる唯一無二の音像を持っていた。今作は3rd「Stain」の時と全く同じメンバーで制作しているだけあって、サウンドに若干の変化はあるが一聴して彼らと判る内容で、さすが!の一言に尽きる。