LIVING COLOUR / Time’s Up
ニューヨークの黒人4人組クロスオーヴァーバンド、LIVING COLOURの2ndアルバム。1曲目から暴走気味に突っ走るパワフルなタイトルナンバーで始まり、その後もエッジの効いたブラックロックサウンドからミクスチャーな曲まで、LIVING COLOURの様々な魅力が楽しめる1枚だ。時に激しく、時にソウルフルに歌うコリー・グローヴァー(Vo)の歌声は本当に素晴らしい。ギター・ベース・ドラム全てのプレイにおいても豊富なアイデアとセンスが詰め込まれたクロスオーヴァーロックの名盤である。7曲目「Elvis Is Dead」は、久保田利伸が日本語で“エルヴィスは、死んだ”というセリフを入れていることでも話題になった。