NOTHINGFACE / Skeletons
ワシントンD.C.にて結成されたニューメタル～ロックバンド、NOTHINGFACEの4thアルバム。ボトムの効いた図太いサウンドで軽くグルーヴをかましながらアグレッシヴに攻めるプレイと、一方で力強さは残しつつメロディに重きを置いたプレイを組み合わせて楽曲に起伏を持たせている。そこに乗るボーカルにおいても、威圧力のあるハードコアなスタイルとメロディアスでロックなスタイルを場面によって使い分けており、曲によってもその割合は様々だ。有機的なヘヴィネスを軸に展開する本作は、モッシュもできれば一緒に歌うこともできるというオイシイ1枚なのである。尚、彼らは本作を最後に一度解散したが、2005年に復活している。