8thアルバム。相変わらずギタリストが定着しないバンドだが、結局ダーク・ストラーリ(G)も諸事情により前作のみで去り、今度はバーネマン(G)なるギタリストが新たに加入している。また、アトミック・シュタイフ(Ds)も脱退しており、ボビー(Ds)という人物にチェンジ。今回、前2作と違ってメタルらしいフレーズや展開が少し復活しているのは嬉しいところだ。Gソロからもメタルっぽさを感じる。ただ、スラッシャーSODOMとしてはまだいけるんじゃないかと思ってしまう。9曲目「hazy Shade Of Winter」は、BANGLESがカバーしたことでも有名なサイモン＆ガーファンクルの名曲だ。どういう意図で選曲したのか知らないが、カバーの出来には意外と違和感無いものの「これここに要る？」という感じ。