STRATOVARIUS / Nemesis
14thアルバム(「Intermission」は除く)。バンドの創始者であり絶対的存在であったティモ・トルキ(G)の脱退も今は昔、マティアス・クピアイネン(G)を迎え入れてから3作目となる本作は、前2作で新生STRATOVARIUSの再構築を試行錯誤してきた結果の一つの答えとみる。フックのある親しみやすいメロディーとドライヴ感のあるギターサウンドがこれまで以上に説得力を増しており、久々に何度も再生したくなるSTRATOVARIUS作品に出会ったという感じだ。マティアス・クピアイネンは本作のプロデュースも行っており、ティモ・トルキの後任として全く遜色の無い活躍ぶりである。メロディアスなメタルを好むならば是非!